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■鉛筆デッサンの描き方 行程2「形をとる」【初心者向け基礎編】

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こんにちは

快適です・ω・

今日は前回の続きで、

鉛筆デッサン行程2「形をとる」についてまとめたいと思います。

↓前回の記事はこちら

■鉛筆デッサンの描き方 行程1「アタリをとる」【初心者向け基礎編】 - ・ω・快適ART

 

■目次

 

 

ポイント1「特徴的だと思うところから描く」

形をとるのは初心者がまず初めにつまずくところだと思う(わたしもそうでした)
すべてきっちり本物通りに描くことは経験者でも難しいです
ですので見せ場になるところや特徴的な部分からまず形をとりましょう
レモンだとヘタの部分を描いてそこからだんだんと広げていく感じです。
上から下へとか左から右へ~と決め描くより、特徴のあるところを描いてからそれをつなげる感じで描くほうが
大きな狂いがなく描けます。

 

ポイント2「比率を図る」

特に人工物や人体ではモチーフの比率は重要になってきます。目で見た時の印象だけに頼らずしっかり図ってみましょう。

 

机にのるくらいの小さなモチーフの場合は遠近感(パース)がほぼかからないと考えていいので、実際のモチーフの比率を鉛筆をあてて図ってみて参考にしてみてもいいでしょう。


縦の長さは横の長さの何倍か?

この部分は全体に対してどのくらいの長さか?

などなどいろんな長さと比較するのがポイントです。
(鉛筆を使った比率の図り方の記事は今度書きます)

 

比率を図る際は画用紙を正面から見ることが重要です。

そのためには、画用紙を斜めにしてみたら見やすいので画板(カルトン)を用意すると描きやすいですよ・ω・画用紙は落ちてこないように目玉クリップで止めておきます。

 

ポイント3「線は濃すぎない」

実際のところ、絵を描くうえでは線という表現で面の切れ目や変わり目を描いているわけですが、現実のモチーフには二次元である線はありません。


アウトラインなどが濃すぎてしまうと縁取りがされたように見えてしい、

リアルではなくなってしまうので、線はでできるだけ薄めのほうがいいです。

 

薄く描くのが難しいという場合は一度描いてから適度な薄さになるように練りゴムで消しましょう。

この時、おすすめの消し方は、練りゴムを棒のように伸ばして手のひらで転がす『ローラー消し』です(私が名付けました・ω・)

不要なアタリの線や定着してない鉛筆の粉がきれいになるので形を取り終えた段階で一度ローラー消しをするのがおすすめです。

 

また、線に強弱をつけられると絵の立体感や見え方に変化が与えられます。
手前にぐっと張り出しているようなところは線をしっかりと、奥にあるようなものはうっすらと
ものとものが密着しているところはくっきりと、空間に溶け込んで見えるようなところはうっすらと

 など、線も表現のうちなので有効に使いましょう。

 

ポイント4「アタリの線は信じ込まない」

せっかくいろんなことに気を付けて描いたアタリですが、

形をとる段階でもう一度モチーフを観察しなおして本当に合っているか確認しましょう。

デッサンするときはいつでも観察が最も重要な作業になります。

 

次回は

 鉛筆デッサン 行程3「明暗を塗っていく」

について書こうとおもいます。

 

参考までにわたしのデッサン練習の動画があるので見てみてくださいね・ω・

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